続・どうして私を選んだの?【完】



まさか、こんな風に桐谷くんに助けられるなんて思っていなかった。




だって、桐谷くんときちんと会話したのだってあの大会の時、優芽先輩に説教した後だけ。





それにしても、何でこんなところに?





今更ながらそんなことを考え、怪訝な表情を浮かべていると、




そんな私に気づいたのか、桐谷くんと目があった。