続・どうして私を選んだの?【完】



その距離はどんどん縮まって…




『…離れてください』




私は、その先輩に壁際まで追い詰められてしまった。




『じゃあ、乃愛ちゃんの好きな人教えてよ?そしたらオレは潔く諦めるからさ』




私は、先輩のその言葉にギュッと唇を噛み締める。