そして、今日。




バスケの試合に来ている優芽先輩を見て…





…遥くんを自分の都合で振り回してばっかり…今度はなに考えてるわけ…?





そんなことを考えた。








――…悪いけど、今の優芽先輩に絶対、遥くんを渡したくない!!





そう思った瞬間、





私は、優芽先輩のあとを追って走り出していた。





乃愛side*end*