遥斗side ―――… 『キャー、遥斗くんカッコいい!』 『頑張って〜!』 そんな声を聞きながら軽いアップを済ませ、オレはシュート練習を始めた。 もうすぐ、大会が近いからか最近はいつにもまして野次馬の数が増えた気がする。