続・どうして私を選んだの?【完】




――…放課後




私は、迷わず、遥斗くんが練習をしているだろう体育館に向かって歩いていた。






遥斗くんには、昼休みのうちに、




“今日、ちょっと話たいことあるから、一緒に帰ろう?部活終わるまで待ってるから”




と、いう内容のメールを送っていた。






…そして、





“わかった”




すでに遥斗くんからもそんな返信がきた。