続・どうして私を選んだの?【完】



私は、そんな2人のやりとりに苦笑いを浮かべながらため息をつく。





――…さっき遥斗くんを訪ねてきた女の子は、




1年生の百武乃愛ちゃん。




すこし茶色っぽいゆるふわな髪。

パッチリとした愛らしい目。

ピンク色の唇。



つまりは…かなりの美少女。




そして、



遥斗くんのイトコでもあり、



バスケ部のマネージャーでもあるのです。