ぷはっ、麗奈は牛乳を全て飲み終えると満面の笑みでわたしを見て、 「これ、すごい美味しいね!!」 わたしはあまり牛乳が得意ではないのですが、麗奈が喜んでくれたので良しとします。 牛乳瓶を所定の場処に返し(麗奈は何故か返さずに持ち)、近くの椅子で休憩しようと麗奈の手を引いた時 「ん、グッドタイミングかな?」 まるで計ったように、闇よりも深いコートの人物は現れました。 *****