「よし!もう一軒行くぞー。今度は俺が奢ってや…え?」 俺は思わず立ち止まった。 「広明?どした?」 不思議そうに雄大は聞いてきた。 「…ああ。ちょっとな」 今、真緒がいた? 見間違いかと思い、目をこすってもう一度見てみる。