沖田side ココハドコダロウ 体を動かすのも億劫なほどに、体に激しいだるみを感じた。 ボクハダレダッケ 暗闇の中、右も左も見えない。自分の体すら。 ナンデココニ、ボクハイルンダロウ 元々見えない暗闇の中で、目を閉じる。 ――――オキタサン!!!! 「僕の名前??」 女の子が僕を呼んでいる。沖田は、声のするほうに手を伸ばした。 イカナキャ。君ノトコロヘ。