南side 「おーい、気分はどうだー??」 沖田との食事が終わり、お茶をすすっていると、障子から藤堂が顔をのぞかせた。 声を出すとヒリヒリするので、声を出さず、グッと親指を立てた。 「なんだそれ」 藤堂は首をひねる。 「よくなってるよって意味だよ」 沖田は、笑いながら藤堂に今の南の親指を立てる意味を教えた。