「十一番組組長 立花南。お前に恨みは無いが死んでもらうぞ」 一人の男が、南に向かって走りこんでくる。それに続いて、ほかの男たちも行動を開始した。 『はい、そうですか。って死ねるわけないでしょ!!』 ――――キンッ 振り下ろされた刀を、受け止める。 背後に気配を感じ、目の前の男の原を蹴り上げた。背後から襲いかかってくる男の腹もける。 やばい、手足の感覚も意識もフワフワしてきちゃった。 フラッと前のめりに倒れこむ。起き上がろうとするが、力が上手く入らない。