時を越えて~タラシ女子と新撰組~






『ほぎゃーー!!』





「僕、すごく嫌な思いしたんだよ??酒の臭い、鼻が曲がるかと思った」





『まって、まってわかったから!!俺の親指も曲がります!!いや、もう曲がってるーー』





必死に何度も謝罪を連呼する。しばらくして、親指にかかっていた圧が離れていった。





『わ、わるかった……次からは自分でするからさ、勘弁してください』





プチ拷問を受けた私は畳とキスをしていた。