『どんな理由があろうが、女の方を手荒に扱うもんじゃない』 「ッチ!!ガキだから許してやろうと思ったが……どうやら死にたいようだな」 ニヤリと不気味な笑みを浮かべた男は、刀を抜いて私に向けてきた。 私の後ろに居る女の人は、ガタガタと震えている。 う、うーーん……。 勢いで出てきちゃったけど……。その後のプラン立ててなかった。 サーーッと顔が青くなっていった。