南side 土方さんに説教を受けた翌日の早朝、隊士たちの朝練の時間。私は、今日から十一番組の隊士に指導をすることになった。 ちなみに、昨日私と一時間くらい勝負していた隊士もちらほらいる。 何でも、自分から十一番組に移りたいと志願したらしい。 僕の組を抜けるなんて、いい度胸だよね、と笑っていた沖田さんの笑みが真っ黒だったのはまだ記憶に新しい。 あの笑顔怖かった。