のどをお酒が流れていく。 次第に、体が熱を帯び始める。視界はボンヤリとし始めた。 「おぉ!!良い飲みっぷりだな!!」 永倉さんの声が、遠くで聞えるような錯覚に陥る。 あ、これって。 『や、ばいかも……』 その言葉を最後に、私の意識はプツンッと途切れた。