【完】王子様の甘い溺愛




「どうせまた素っ気ない態度とってちゃったとか思ってんだろ」



どうしてわかるのか、確信をついたように言うから、少しびっくりしてしまった。



「な、なんで……」



私、何もいってないのに……

なんでわかるんだろう。


目をぱちっと開いて佳斗君を見る私の顔をみて、にやっと意味深を浮かべる彼。