【完】王子様の甘い溺愛



恐る恐る口を開くと、ん?と優し気な顔で少し首を傾げる。



「なに?」


「さっき、の……」



それだけ言った私の言葉の意味はまだわからないのか、谷内さんの頭の上に???が見える。


こ、こんなこと聞いたら……なんだか自意識過剰みたいだけど……


小さく深呼吸をして、私はもう一度、ゆっくりと口を開いた。