【完】王子様の甘い溺愛




「さ、さっきは……」



ゆっくりと口を開き、スカートをぎゅっと握る。



「ありがとうっ……すっきり、しました……」



思ったままの事を口にして、笑顔を向けた。



「…………脅されてるやつに言う言葉か?それ」


「そ、それは……でも……こんなふうに自然でいられるひと、いないから……凄く、嬉しくて……」



本当に、人前で泣いたのなんて初めてで、