咲姫に再度告白した、次の日の昼休み。 咲姫は風邪で休みらしく、俺はちょうど話をしようと奴を呼び出した。 「こんな所に呼び出して……何か用かな?」 ニコッ、と、偉く爽やかな笑顔を浮かべる目の前の男に、吐き気がする。 何か用かな?って……んなもんわかってるだろーに。 「咲姫のことって言ったらいいのか」