【完】王子様の甘い溺愛





…………ふふっ、バカだ。

伝える事も、出来ない……



即座に倒れるのだと理解したのに、体はどうも言う事を聞いてくれない。


寒くて、熱くて、頭が何かで叩かれてるように痛くて……



それでも、意識を手放す直前に、くるはずの地面に打ち付けられる痛みは来なかった。


代わりに私の耳に入ったのは…………