【完】王子様の甘い溺愛




「……どう、したの?」



ゆっくりと口を開き尋ねれば、言いにくそうに顔を顰める雪人。


一歩ずつこちらに近づいてくる雪人に、私はただじっと立ち尽くすしかできなかった。


確実に近づく距離に、心拍数が上がる。


それは佳斗君に感じる様なドキドキではなく、少し恐怖に似た感情。