【完】王子様の甘い溺愛



こんなズルい自分、優しくしてもらう資格なんてない。


それなのに……



「咲姫」



……そんな優しい声で、名前呼ばないで。



「おいで」



手を軽く広げながら近くに来て私に笑顔を向ける佳斗君。



「ぅ……ひっく……」