【完】王子様の甘い溺愛



はっきり言わない私に嫌気がさしたのか、行ってしまおうとする雪人。


反射的に足が雪人のもとに動いていて、ぎゅっと服を掴んだ。



「ご、めんね……」


「……は?」



下を向きながらぽつりとそう言った私に、雪人の何?とでも言う声。


いつの間にか廊下には興味心からか人集りが出来ていて、後ろでは佳斗君も見ている。