咲姫が笑ってくれるなら、俺はそれ以上望まないから…… 今だけ、後少しだけ、 ……俺の贅沢に付き合って? 俺のそばで笑ってて。 咲姫…… 知ってる?俺……咲姫って呼ぶ度、「好きだ」って、込めてるんだけど。 そんなわかりにくい表現じゃ、わかるわけないよな。 「咲姫……」 誰もいない道で、そっと呟いた好きの代名詞は……風に掻き消されるように消えてしまう。