【完】王子様の甘い溺愛

咲姫が望むなら、なんでも叶えてやるのに……っくそ。



「んっ……け、と……く……」



「もう着くから、そろそろ起きて」



そっと頭を撫でると、ゴシゴシと自分の目をこする咲姫。


こすったら痛いだろと思い、手をどかすと、途端咲姫が俺を見ながら目をパチクリと大きく開く。