【完】王子様の甘い溺愛

後悔しても、時すでに遅し。



「そんな……」



こ、こんなのなしだよ……っ

たった今フられて、たった今彼氏ができて、今日は最悪な日だ……



体の力がぬけ、へなへなと情けなくたおれそうになる。


そんな私を、目の前の彼が「…っぶね」と慌てた様子で支えてくれた。


ハっと我に帰り、慌てて彼から離れようとすると、突然顎をグイッと持ち上げられる。