「……え?」 「なにもない」 とんでもなく不機嫌な原因がわからず頭の上に???マークが浮かぶ私を見て、佳斗君が何やらピタッと止まった。 ……ん? なんだろう、今度はうさぎみて固まってる。 私の抱っこしているうさぎにやっと気づいたのか、うさぎを見て固まる佳斗君。 と思うと、何故かゆっくりと私から距離を取り出した。