【完】王子様の甘い溺愛


……わ、か、かっこいい……



「おはよ、咲姫」


「お、おはようっ……」



笑顔で私に手を差し出す佳斗君の手をそっととり、さらっと佳斗君が私の荷物をとる。



「え、じ、自分で……」


「いいから。こういうのは男に持たせとけばいいんだよ」



当たり前のようにそう言って、「行こう」と、手を繋ぎながら歩きだす。