【完】王子様の甘い溺愛


……単に、感情が表に出せない。



「……っ」



目の前の彼に何も言えず、ただじっと彼をみる。


そんな私を面白そうに見返し、ゆっくりとまた口を開いた。



「消して欲しい?」



彼の問いに何度も首を縦にふり、返事をする。



「そうだな……じゃあ……」