でも1歩間違えれば、
あたしたちの関係は崩れてしまう。
「彩希ー?」
「ただいま、お母さん」
「今日は丘へ行くの?」
「うん、じゃあ用意するね」
「帰りはどうするの?」
「明日休みだから、遅くなるかも」
「どうするのー?」
「莢姉も桃と帰ってくる!今日泊まるってなってたでしょ?」
「そうね。」
「愛翔も翔貴にぃも稜もいるから大丈夫っ☆」
「はいはいwwじゃあ、用意しちゃいなさい?稜ちゃんが来てるわよ?」
「わっ、いるなら言ってよ!」
「気づかねぇ彩希がわりぃ」
「そうね?ww稜ちゃんを怒らせちゃダメじゃない、彩希」
「もぉー、なんであたしなのっ!」
「稜ちゃんがもっと怒るんだから」
「じゃあ用意してくる」
「5分だからな!?」
「はいはーい」
うるさいんだから!
どーせあたしが悪いですよーだ!

