「ねっむー」

「寝りゃいいじゃん」

「始めからそのつもりだし」



俺は机に伏せて寝た。



「寝るのはや」

「愛翔?」

「あ、わりっ桃」

「ううん、ここって?」

「これはこの公式を利用してXを…」



お前はやっぱりすげーよな、稜。


彩希を忘れても気持ちは消えてないしな。


早く思い出してやれよ。