「化粧……」

「えっ??」

「すんな」

「どうして?」

「スッピンにリップくらいでお前は大丈夫だ」

「///」

「…下手に化粧したら変な狼が寄ってくんぞ」

「変な……狼?」

「襲われるから気を付けろ?」



自分で言ってて、

なんだかイラだった。


俺以外の奴が、

こいつの肌に触れて、

真っ白い肌に傷がつく。



……ざけんな。



俺がんなの許すかよ。