「なんか言えよ」

「何もない」

「つまんねぇー」

「きゃあっっ!!」

「…ブッあははは!!お前ドジ!?」



何もない所で転ぶあたし。



でも転んで良かったかも。


稜が笑ってくれたから。



「…恥ずかしい//」

「お前うけるなー!…ほら、足見せろ」



優しい所は変わらない。


ねぇ、稜。




2人の距離は縮んだけど、


“心”の距離は離れたままだね………。