「彩希、学校」

「…ん」

「…はよ」

「…あらあなた学校行ってるの?」

「お前……!」

「湊なんか価値が無かったみたいね?あんな直ぐ死ぬなんて」

「…世の中金で揉み消せるのよ?」

「…かはっ…はぁ…」

「彩希!ゆっくり息しろ?」




あたしは過呼吸を起こすようになってしまった。




湊はあの日…………。