「母さん!」
「あら稜なに?」
「何歳だよ」
「あらダメ?」
「ダメに決まってんだろ」
「あら、稜ちゃん今度泊まりに来てね」
「あ…」
「あ、翔ちゃんも連れて来るのよ?」
「兄貴?」
「えぇ未来の旦那さんは大事にしなくちゃね」
「未来の旦那さん!?」
「お母さんなに言ってるの!」
「あら、小学生のとき、“稜ちゃんのお嫁さんになる”ってよく言ってたじゃない!」
「///」
お母さん〜!!
余計だよ…言わないでよ……。
「じゃよろしくね」
「はぁい!」
あたしは本当に泊まる事になった。
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