同い年の恋人 3




「そうなんだ 今は?何してるの?」


「専門学校へ通ってる」


「バスケは?」


「ボチボチ…かな?」


「そっかぁー」


次の会話が見つからない。


その時 店主さんが幹生を呼んで ビールを後ろのテーブルの人へ持っていくように指示をしたのだ。


あれ?


幹生 歩き方か変くない?



思わずあたしは カウンターに戻った幹生に
聞いた。


「足どうしたの?」


そのとき 佳幸があたしに
『沙弥?何事?足がどうしたって?』