「そうなんだ 今は?何してるの?」 「専門学校へ通ってる」 「バスケは?」 「ボチボチ…かな?」 「そっかぁー」 次の会話が見つからない。 その時 店主さんが幹生を呼んで ビールを後ろのテーブルの人へ持っていくように指示をしたのだ。 あれ? 幹生 歩き方か変くない? 思わずあたしは カウンターに戻った幹生に 聞いた。 「足どうしたの?」 そのとき 佳幸があたしに 『沙弥?何事?足がどうしたって?』