「そー言えばさー 彼氏から こまめにTELがある?」 一口コーヒーを飲みながら野山さんはあたしに言った。 「う…ん 前よりから増えたかもしれない」 「そっか…良かったな」 「でも すぐに切るんですよ~ 一言メッセージみたいに!でも声を聞けるだけでも安心と言うか…」 「あーハイハイ 思いっきりノロケられてるようだな」 「そーんなことないですよぉー」 笑ってみせた。