「オレは前から栄田さんの事好きだったんだ
よかったら付き合って欲しい」


「ホントに?」


「うん」


「あたしでよかったら
お願いします」


ヒュ!!!


カップル誕生だ!




気を使ったあたしと野山さんは 先にお店を出た


「沙弥ちゃん!結果オーライだけど 怖いな」


「野山さんが横で『言うなよ』とか言ってるのに 止められなくて」


「お互い好き同士なのに 気付かないバカな二人だったな」


「だね・・・」


「オレも彼女欲しいな~」


「野山さんクラスなら すぐに出来るよ」


「それは褒め言葉かな?」


「一応。。。」


二人で笑った。