「意味わかんねー!オレのせい?」 何度も何でも自分のせいか?と聞く佳幸 「ううん 違うんだ! あたし…あたしは佳幸が好き」 「はーぁー?」 「ゴメンねホントにゴメン 絶対言わないつもりだった… 今の忘れて!ゴメンね」 佳幸は何も答えない。 それがまた あたしの心にチクリと刺さる。 「これ!返すね」 鍵を手渡した すると、その手を佳幸に取られたのだ。 「離して!」 「離さない!」 「離してよー…ゴメンね 好きになっちゃってゴメン 困らすつもりじゃなかったんだ」