天国の君へ(短編)


病院についた時にはもう……………


秋は死んでいたんだ……。



助からなかったんだ―……………。


部屋中に響くのは、



秋が死んだことを伝える音―………。


「秋……あきぃ……!」



男だけど、涙が止まらなくて。


秋を失うなんて考えたことなくて。



「秋…なに死んでんだよ!嘘ついてんなよ!!」


俺は、

冷たくなった秋の体を揺すった。


でも……動かなかった。



「秋―………」