『わからん。よし……いいや』 「なにがいいんだよ……」 パタンッと課題の問題集を閉じる私の後ろで仁王立ちしている狐さん 『良いのです。私は頑張りました……これで満足です』 「俺が教えるから。やれ」 有無を言わさない彼の目は、恐ろしいものです。 私は縮こまりながら頷いた。 『はい』 それでも、私はこの生活が楽しいとどこかで思っていた。 狐さんと暮らし始めて、楽しいという感情を覚え始めたのです。 結構感謝はしています。 この性格から、そんなこと素直に言えないのですがね……。