イジワル男子の愛情表現



篠はそいつを蹴り上げて低く低く言った


「お前らみたいなのが

コイツの事触ってんじゃねーよ」


低すぎて怖い。


それなのに錯覚してしまう

守られてるって。


その時、コンビニの店長が怒鳴って出てきて

そいつらは逃げていった。

篠は何も言わず、私を見ようともせず

歩き出した。