外国育ちのお嬢様は硬派がお好き


いや参ったなこれは。
畳の縁の上で立ったまま動かない私。

「おいで」
にたりとして布団をめくる。

「お布団離そうよ」
なにかの間違いがあったら困るし・・・

「なんでだよ、大丈夫だよ。なんもしねーよ。
前にも言ったろ?他の男の女、抱く気ねーって」

あ、二回言った。

「はやく」
ほんと、自己中だなぁ・・・

お布団を離す気配が感じられない。

祐哉は言ったことはやる人だから、だいじょぶかな。

そろりと入り込む私も私だ。

はぁ・・・いつからこんな女になったんだ私は。