がしかし、車内で食っちゃ寝食っちゃねして、 爆睡してたら着いたらしい。 相変わらず車内は邪魔にならない程度にラジオがかかっていて、 空調も丁度良い。 ラジオに合わせて鼻歌なんか歌っちゃってる祐哉。 うとうとしている頭の片隅で祐哉の鼻歌を聞きながら、 心地よい車の揺れに身を任せた。