「行くぞ」

祐哉は私の手を無理矢理引っ張り、私の部屋に連れ込む。
いや、連れ込むってのは変か。

・・・言われるままに用意をし、車に乗る。

「祐哉の荷物は?」何も持っていない。
「トランク」
「もう積んだの?」はやっ
「いつでも入ってる」