外国育ちのお嬢様は硬派がお好き


ワイン2本持って、ふらっふらで歌なんか歌いながら帰り道を歩いていた。
自分以外の人になんて気にも止めなかった。

後ろから妖しい男たちが付けてきてるなん知る由も無かった。
マルシェを出て、マンションへ向かう道は一本道。
私は陽気に歌なんか歌って、気分良~く帰り道の道程を楽しんでいた。

「おね~えさん」
後ろから方を叩かれた。

ん?何?