ハンドパワー


そう言われた。

親と一緒に聞いた。


<その日の帰り>

「いい、温秘。
その力を持つ人は、あんまりいないの。

だからといってね、無茶したらダメだからね」

「うん!
温秘、あんまり使わないようにするから!」

「でもいざとなったら使うんだよ?
どこかに行った時、閉じ込められたときとかに」

「わかったぁ」

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私の神秘の力に関しては、全て思い出した。

私はこういう感じでこの力を授かったんだ…


そして私は教会から出た。