「なんか素っ気ないね。 悪い思い出でもあるの??」 「いや、悪い思い出があるわけじゃないけど、いい思い出があるわけじゃないからさ…」 「まぁこれを機に、いい思い出が出来るといいね!」 「まぁ…そうだね」 そしてチャイムが鳴り、先生が入ってきた。 すると先生は早速、転校生の紹介をした。 同じクラスだったのかい…とは思ったけど、話さなくていいから、気にしないことにする。 「どうぞ、入ってください」 担任がそういうと、転校生は入ってくる。