虹の向こうへ~君と見た空をもう一度~



皐月君が、崖から落ちそうになった所を・・・


鈴が庇って、落ちたらしいのだ。



「ありがとうございました」



そう、墓石に頭を下げる親子。


この花は、いつも供えられていた花は――――


二人が・・・供えてくれていたんだ。



鈴の死は、みんなの心に強く根付いている。


悪い意味じゃない。


良い意味で・・・鈴は、心に残っていた。