ひとまず、誤解されないように俺は屯所への道を辿ろうとした。


・・・いつもとは、違う道から。


歩いていると、見覚えのある着物の端が目に映る。



「まさか・・・嘘だよな?」



ダッと、その方向へと駆け出す。


そこには・・・